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特許文書

特許文書の翻訳は、技術関連の知識と法律関連の知識が両方必要になる上、日本語の文章を正確に英語へ訳さないと権利の範囲が変わってしまうため、高いレベルの翻訳技術と経験が必要。多数の特許翻訳を手掛けてきた経験を持つ翻訳業者を選ぶことで、海外でも自社の技術を惜しみなく使えるようになります。

特許文書の翻訳とは

独自開発した機械や技術などの発明を使用する際、発明を独占し保護するのが特許です。これを申請しないと、他社に無断で発明を盗まれる可能性があります。特許の申請は発明した国で行うのはもちろん、その技術を使う各国でも行わねばならず、申請には各国の言語に翻訳された「特許明細書」が必要です。その他、中間処理と呼ばれる手続きで、特許庁と出願人の間でやりとりするための文書も各国の言葉に訳す必要があります。

特許に関する書類の翻訳は、一般の技術系文書とはやや異なる書き方になる(法律系文書に近い)、権利の範囲を明確に規定しなければならないため、特許翻訳に慣れている翻訳者でないと難しいところがあります。

また、構文が複雑で、例えば数ページに渡る文章は全て1つの名詞を修飾している…など、普段の業務上では中々見かけないような文書になるため、翻訳するのにも相当な労力がかかります。単語の意味もほんのわずかに取り違えてしまっただけで、権利の範囲が大きく変わってしまうことも。

その上で、わかりやすく翻訳せねばなりませんので、これはやはり翻訳のプロにお任せすべきでしょう。

特許文書の翻訳にかかる料金相場

  英→日(1単語あたり) 日→英(1文字あたり)
アークコミュニケーションズ 30円~ 20円~
インターブックス 20円~ 15円~
ケースクエア 10円~ 10円~

※最低料金を記載しています。

納期

特許文書の翻訳は、高い専門性が求められるため、納期にも余裕を持って準備・依頼しましょう。

アークコミュニケーションズでは、納期は最短で3営業日としています。また、インターブックスでは特許翻訳はスタンダードコースの納期が3〜4日、スピードコースでは1〜2日の納期と公表しています。ケースクエアでは納期を公表していませんが、特急対応などもあるとされています。

いずれにしても、書類のボリュームによって翻訳納期は変わります。検討中の方は早めに見積もり・納期相談をし、スケジュール管理しましょう。

専門性について

このページでご紹介した翻訳会社は、いずれも特許文書の実績が豊富な会社ばかりです。

例えば、アークコミュニケーションズでは、仙人の翻訳コーディネーターが品質やスケジュールを管理。ネイティブと日本人翻訳者が共同で翻訳作業を進めています。

また、インターブックスでは、翻訳分野の技術的バックボーンを持った翻訳者、弁理士資格保有の翻訳者、各国の特許事情に詳しい翻訳者が在籍しているため、安心感も高いと言えます。

特許文書の翻訳業者を選ぶ際の注意点

特許文書の翻訳について調べてみると「技術翻訳ができればさほど難しくない」と書かれたサイトもいくつかありますが…やはり、特許文書と言うのは技術文書と法律文書の2つの面を持つ特殊な存在。特許翻訳に手馴れていない業者や、確認フェーズが甘い業者に依頼すると、本来主張できるはずの権利が主張できない…という事態に陥る可能性もあります。

業者を選ぶ際は、まず特許翻訳をしてきた実績があるかどうか(具体的な件数を掲載している会社はあまり無いですが、海外進出をしている大手企業を多数クライアントに抱えている翻訳会社であれば、特許翻訳も手掛けているでしょう)。そして、なるべくスピーディーに海外での手続きを進めるためにも対応が早いことは外せません。

料金設定は各会社によって異なりますが、相場より安い=サービスの質が悪いところを敢えて探す必要は無いでしょう。できる限り、高い技術力を持つ翻訳者と文章チェックスタッフが在籍する業者を選ぶよう心がけましょう。

特許文書別翻訳のポイント

特許出願に必要な書類には、特許願(Patent Application)や明細書(Patent Specification)、特許請求の範囲を示す書類(Claims)、特許の要約を記した要約書(Abstract)、そして特許内容を表した図面(Drawings)などの書類が必要となります。

ここでは、主な文書のタイプ別に翻訳文書作成時に心がけておきたいポイントをまとめておきましょう。

特許願(Patent Application)

特許願とは、特許を出願する際に発明者(開発者)は誰かなどを記し、特許取得の申請をする書類となります。特許と一口に言っても、実用特許出願や意匠特許出願など種類が異なりますので注意が必要。何の特許に出願するかもしっかりと検討しましょう。

明細書(Patent Specification)

特許出願時に提出する書類の中でも最も重要で、ボリュームが大きいのが明細書(Patent Specification)です。提出後に特許内容を公開する際にはこの書類が使われます。審査時にも、特許に値するかどうかを検討するための重要性の高い書類ですので、しっかりと作成しなければなりません。

ただし、アメリカで特許明細書を検討する際の読み手は、技術的背景のない人であることが多いため、出来るだけ簡潔に書くことが求められます。

また、明細書は特許出願内容を細かく書いた書類ですので〜等(etc.)と言った曖昧な表現は避けるべきでしょう。

正確かつ明確、そして特許内容によっては辞書にない用語の定義なども必要に。高いクオリティの翻訳が求められる書類です。

特許請求の範囲(Claims)

特許請求の範囲(Claims)は、申請した特許内容や権利の範囲を細かく定義している書類です。曖昧にしてしまえば、権利の範囲が不明確になってしまい、大きな損害につながることも。きちんと技術や意匠・アイデアなどのどの部分からどの部分までが特許に値するのか、どの範囲の権利を請求したいのかを書かなければなりません。

その意味では、正確かつ、(抜け穴を作らないためにも)誤解のないように翻訳しましょう。素人ではなかなか難しいのが、明細書(Patent Specification)や特許請求の範囲(Claims)の翻訳です。

また、日本語の電子出願と外国語出願では、提出時の形式が異なり、特許請求の範囲(Claims)を明細書のどこに挿入するかも異なるため注意が必要です。

要約書(Abstract)

要約書(Abstract)は、その名の通り、特許申請内容の概要を簡潔にまとめた書類です。 明細書や特許請求の範囲とともに添付されなければならない書類です。

図面(Drawings)

申請した特許内容を表す図面は、特許明細書に付属した書類です。提出は任意のため、重要性は低いと考える方もいるかもしれません。しかしながら、図面は特許出願で重要な書類です。

特許図面には様式があり、用紙サイズやグレースケース図面・彩色図面・白黒写真の様式は国によっても異なります。米国の特許出願ではカラーやグレースケールのイメージも使えますが、欧州では白黒2値画像のみとなるため、どこに出すかによって図面のスタイルも検討が必要です。

図面を構成する線の太さなどが規定されているところもあるので、どこの国に特許願を出すかをきちんと把握し、それに対応した図面を用意する必要があります。

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