カタログ・パンフレット
ビジネスのグローバル化が進む中、企業が海外進出する際に重要なのがカタログ・パンフレットの翻訳です。カタログもパンフレットも、企業が顧客向けに用意する対外的な資料であるという点が共通しています。
カタログは「商品・サービスのスペックや価格など詳細情報について説明する資料」、パンフレットは「商品・サービスの基本情報だけでなく、コンセプトや魅力などをビジュアルと文字で伝える販促ツール」です。どちらも「顧客に売ること」が目的ですから、翻訳者にもマーケティングのセンスが問われる分野となります。
カタログ・パンフレットの翻訳とは
カタログもパンフレットも「社外の顧客に商品・サービスを売るため」の資料ですから、翻訳するにあたっては正確さだけでは不十分。翻訳後の文章を読んだ顧客にとって「自然で読みやすく」、さらに積極的に「買いたい」「利用したい」と思うような訴求力のある仕上がりでなければなりません。
いくら意味を正しく翻訳していたとしても、読み手の購買意欲を搔き立てられない文章では、カタログ・パンフレット本来の役割を果たすことができないからです。ですから、カタログ・パンフレットの翻訳を依頼するなら、語学力が高く、その業界・分野に精通しているだけでなく、マーケティングの知識・実務経験を積んでいる翻訳者が望ましいと言えるでしょう。
原文をそのまま直訳するのではなく、読み手の文化的背景にまで配慮した柔軟な翻訳が求められます。まとめると、顧客の立場に立った読みやすく自然な文章であること、思わず商品・サービスを購入したくなるような訴求力のある文章であることがカタログ・パンフレットの翻訳において特に大切なポイントです。
カタログ・パンフレットの翻訳にかかる価格
英→日(1単語あたり) | 日→英(1文字あたり) | |
---|---|---|
A社 | 16円~ | 14円~ |
B社 | 15円~ | 10円~ |
C社 | 10円~ | 10円~ |
このサイトで紹介している会社の単価を一例として掲載をしています。(2021年12月時点の情報)
カタログ・パンフレットの翻訳業者を選ぶ際の注意点
まずは、カタログ・パンフレットを発行している企業の業界・分野に精通している翻訳会社の中から探すことが大切。翻訳会社にも、ファッションや化粧品、食、家電製品、ITなどそれぞれの得意分野があるからです。得意分野を掲げている翻訳会社の場合、その業界出身の翻訳者が多数在籍しているケースが多いです。
最近では「マーケティング経験者」の翻訳者を積極的に募集している翻訳会社も多いので、気になる方は事前に問い合わせてみましょう。
次に料金についてですが、あまりに「安すぎる、早すぎる」翻訳会社は避けた方が良いでしょう。品質が悪く、結局自分で直さなければならないケースが多く非効率的だからです。
とくに「読みやすく自然な文章」であることが大切なカタログ・パンフレット翻訳においては、ネイティブスピーカーが翻訳後の文章をチェックする「ネイティブチェックあり」の翻訳会社を選ぶようにしましょう。
<保存版>翻訳会社の正しい選び方
~3つのポイントを伝授~を読む
3社の料金を徹底比較