IR情報
IR情報は、株主や投資家に向けて会社の業績や経営状況を伝える重要な資料。日本企業の株式は海外投資家からも人気が高いため、上場企業では英語翻訳されたIR情報は必須とも言える存在です。決算資料を丁寧に作るだけでなく、株主向けパンフレットの多言語DTPなども行ってくれる翻訳会社を頼ると、纏めて依頼できて便利です。
IR情報の翻訳とは
IR(インベスター・リレーションズ)とは、企業が投資家に向けて現在の経営・財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動のこと。投資家は世界各国の優良企業の株式に投資しており、当然ながら日本企業の株も含まれています。日本企業は様々な先進技術を発表することも多く、海外の投資家からも注目を浴びるマーケットのため、英語翻訳されたIR情報の提供は必須になりつつあります。
決算資料は業績の数字はもちろん、四半期でどんな取り組みをしてきたのか、現状の分析、リスクなどが記載されており、略語が使われることも多いため、意外と翻訳に手間がかかる書類なのです。また、IR情報として発信するものは有価証券報告書や決算資料だけでなく、企業に関する統合レポート、株主通信など会社の事業をわかりやすく説明するパンフレット等も付随します。
もし、これらに記載されている英語がスムーズさを欠くものだったなら…海外投資家は、企業への投資を不安視してしまうでしょう。不安なく自社株を所持してもらうためにも、こういった外部向け資料の翻訳は自社内ではなく、翻訳のプロにお任せし、丁寧なネイティブチェックの後にリリースすべきです。
DTP技術に長けている翻訳会社の場合、海外の方に見やすいレイアウト、表組みなどを提案してくれるため、会社資料としての価値をより高めることができるでしょう。
IR情報の翻訳にかかる価格
英→日(1単語あたり) | 日→英(1文字あたり) | |
---|---|---|
A社 | 10円~ | 10円~ |
B社 | 28円~ | 14円~ |
このサイトで紹介している会社の単価を一例として掲載をしています。(2021年12月時点の情報)
IR情報の翻訳業者を選ぶ際の注意点
IR情報は、各会社によって決められている決算時期に合わせて作成しなければならないもの。3月や12月を決算にしている会社が多いですが、会社が自由に決めて良いものなので、確定申告関連の書類ほど混み合うこともないため、スピードよりも品質重視、誰が読んでも分かりやすい文体に仕上げてくれる業者を選ぶのが良いです。特に、丁寧なネイティブチェックで文章の違和感を徹底的に取り除くことで、グローバルな対応がしっかりできている会社として海外投資家から一目置かれる存在となるでしょう。
もし海外に向けてパンフレット等の翻訳も依頼するのであれば、DTPや編集技術を持ち、各国の伝統・文化に即したレイアウトができる会社がオススメ。決算や株価だけでなく、業務内容にも興味を持ってもらうことで、今後新しく海外展開するキッカケとなるかもしれません。
大手・中小企業問わず、これまでに大企業のIR情報を多数手掛けている実績豊富な翻訳会社であれば、作業も手馴れているため高品質かつスピード感ある対応で納品してくれることでしょう。企業の顔となるIR情報の翻訳は、まず第一に品質、そして翻訳会社の実績を比較して決めるのがオススメです。
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